第67回埼玉県高校演劇中央発表会 ( 幸手桜、新座柳瀬 )

行ってきました。
第35回埼玉県高等学校総合文化祭・演劇祭
第67回埼玉県高校演劇中央発表会
相変わらず長いタイトルぅ。
今回も全作品拝見しました。
加えて、開会式と表彰・閉会式も。
審査結果が自分のとだいぶ違ったので、講評にもお邪魔したのですが、こりゃ何時に終わるか分からんと、所高の途中で撤収しました。
審査結果としては、
最優秀:浦和南高校「緑の教室」
優秀:新座柳瀬高校「Ernest!?」
    所沢高校「プラヌラ」

となりました。
超おめでとうございます。

では感想文参ります。
11月17日(土)
9:30 開場
10:00 開会式
10:30 幸手桜高校「四成デパート3階レディースファッションフロアでございます」作:あいもんと幸手桜高校演劇部(顧問創作)
なんか良かったです。役者さんもしっかりしてたし、話も良かった。
ただ、なんとなく会話が気になりまして・・・。
これは台本の問題なのか、役者の問題なのか、演出の問題なのか、未だに私には良く分かりません。
よく、「会話のキャッチボールが出来てない」という表現がありますが、そういう事でしょうか。
それがどういうことか、よく分かっていないのですが。。。
で、良かったんですが、とりわけ圧巻だったのが、警備員の後輩役の子。
若い方はご存じないでしょうが、昔、遊機械全自動シアターという劇団がありまして、そこにいらした高泉淳子さんの演じる山田のぼるを髣髴させる素晴らしい演技でした。
っていうか、そのまんま、山田のぼるです。
 
 
 
11:50 新座柳瀬高校「Ernest!?」原作:オスカー・ワイルド/翻案:稲葉智己(顧問創作)

関東進出おめでとうございますっ!
twitterにも書きましたが、ここの顧問の方はこの手の話を書いたらホントに天下一品ですね。
素晴らしい。
で、割と「Love & Chance!」に似たお話ですが、こっちの方が演じるの難しそう。
登場人物がみんな小気味良くて、妥協をせず練習した感があって素晴らしかった。
しかし、個人的には、拝見した10校中、4位とさせていただきました。
埼玉は、芸総、新座柳瀬と秩父農工、農大三高が名門といいますか、私の中では本格派な位置づけなのですが、なので、新座柳瀬の場合、どうしても、「Love & Chance!」と較べてしまう。
今の代の生徒さんには大変申し訳ないのですが、どうしても、較べてしまうのです。
そうすると、「Love & Chance!」の方がなにかしら勢いがあったし、ラブコメなのに、「Ernest!?」は安心して観られたというか、「Love & Chance!」はハラハラしたというか。
なんといっても緞帳下りた後の客席の状態が違う。
「Love & Chance!」の時は、周りの女子高生たちに、「とりあえず落ち着こう!」って言いたくなる感じだったんですよね。
その点、「Ernest!?」は安心して観れてしまった。
でも、たとえば他所の高校が「Ernest!?」演じたとしたら、いい評価になったと思います。
その辺は、王者のハンディと思ってください。
っていうか、実際の審査では優秀賞な訳で、大変おめでとうございます。
関東大会でも、ぶちかましてくださーい!
夜もふけてきたので、続きは明日。( たぶん )

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