第67回埼玉県高校演劇中央発表会の④ ( 南陵、草加南 )

12:50 昼食休憩
13:50 南稜高校「部活紹介って何すればいいの?」作:村上 健(顧問創作)

幕が上がるまで、演劇部の部活紹介だとばかり思っていました。
実質的に登場人物は二人。
剣道部の女子部員が二人、部活動紹介をすることになって、悩んだ末に狂言をすることに。
そこまでが前半。後半は実際に狂言。
恥ずかしながら狂言など観た事もなく、どう評価したらよいかも分からず。
そもそも、能と狂言の違いも分からず、途中、寝てしまったのは確かです。
ただ、有名な狂言師の舞台だったとしても、たぶん寝てしまったと思います。
昔、N響のコンサートに行って寝たのと同じかと。
実験的で、アイデアは良いのだとおもいますが、中々それを完成させるところまで達していないという感じでした。
主役の子はなかなかいい味出していました。
そして、出場校の中でここが一番少人数。スタッフも入れて総勢5人。
いろいろとご苦労があったでしょう。
その中での県大会進出。とてもえらいです。
そして、一年生は2人。
どうか頑張って、新入生を沢山入れて、来年の県大会で観られることを期待しています。
15:10 草加南高校「はなまぼろし」作:大谷駿雄(既成)
南稜まで観たところで、暫定一位は迷うことなく、坂戸。
2位は、新座柳瀬か秩父農工科学かはたまた浦和南か。
しかし、幕が上がって1分後には、えっ? なにここ凄いってなりまして。
とにかく美しい。
話は明治時代でしょうか、古臭い感じで、今風に変えても良かったようにも思いますが、水子と言い、風と言い、舞台が美しかった。
おじいさんの顔が若いのと、杖の突き方にキャップがあったのと、桜子の業みたいなのが良く分からなかった。
あと、洋服来た娘と両親が2回ほど出てきたのが良く分からなかったですが、これは分からないほうが駄目ですよね。たぶん。
でも、本当に美しかった。
で、こんなことを書くと大変失礼かも知れませんが、芸総はこれをやればいいのではないかと。
これを芸総風にアレンジすれば、全国間違いなしと、無責任に思ったのでありました。
という事で、順位です。( 既にtwitterでつぶやいてますが )
1位は迷いましたが・・・
1. 草加南高校「はなまぼろし」
2. 坂戸高校「うさみくんのおねえちゃん」
粗はあったかも知れないけど、草加南はどうしたって、美しかった。
そして、3位も迷いましたが、以下となりました。
3. 秩父農工科学高校「ゼロデプス」
4. 新座柳瀬高校「Ernest!?」
5. 浦和南高校「緑の教室」
結局、私の選んだ3校は、いずれも3位内に入りませんでした。
という事で、今日は残業で遅くなったので続きは週末に。
あとは、俳優賞の発表と、雑多な事を書く予定であります。

コメント