「2016西部B地区春季演劇発表会」の二日目

高校演劇と演劇など

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で、2日目の日曜であります。
寝坊するわ、微妙に酒が残ってるわで、一瞬迷ったのですが、所沢高校を見ない訳には行きません。
この日観たのは以下の4本(●印)です。
4月24日(日)
● 9:40~10:40 所 沢 高校『フラスコ・ロケット』作:白壁裕
● 10:55~11:35 秋草学園高校『優しさへの階段』作:淡月冷華
11:50~12:50 狭山清陵高校『斉藤さんちと佐藤さんちの恋愛参観日』作:楽静
13:40~14:25 豊 岡 高校『太陽にもえろ!!』作:豊岡高校演劇部(生顧創作)
● 14:40~15:30 芸術総合高校『「輪廻TM」、「東の海の笑わない帝王」』作:前川知大
● 15:45~16:45 所沢中央高校『わたしの星』作:柴幸男と「わたしの星」キャスト&スタッフ
17:00~18:00 飯 能 高校『G Ⅳ』作:飯能高校演劇部(生顧創作)
●所 沢 高校『フラスコ・ロケット』作:白壁裕
科学部(化学部?)を舞台に、二人の男子部員と、たまたま寝ていた影の薄い女子、友人のテニス部員たちの織り成す他愛もない出来事と、影の薄い女子のちょっと寂しい情景を演じた作品です。
いやー、所沢高校、なんというか、そつがないというか、うまいですねえ。
とりわけ凄いと思ったのが、効果音を完璧なタイミングで合わせてきます。
キャストもいいですが、音響や照明も洗練されています。
台本の選択も、センスを感じます。
ひとつだけ残念だったのは、去年の地区大会の「贋作マクベス」で主役を演じた子がスタッフに回って出演しなかったこと。
怪我でもしたのだろうか???
●秋草学園高校『優しさへの階段』作:淡月冷華
テスト勉強をする女子二人の会話が中心の作品です。
うーん、キャストは悪くないんですが、台本がちょっと、ですかね。
で、2本観たところで用事があって、いったん帰宅します。
●芸術総合高校『「輪廻TM」、「東の海の笑わない帝王」』作:前川知大
うーん、なんというか、それなりに面白かったんですが、いえ、じっさい面白かったです。
よく出来ています。
でも、芸総には、当然「ワンランク上」を求めてしまうんですよね。
それに、ちょっと寝てしまった。なんでだろう。面白かったのに・・・。
あと、「年末ジャンボ演劇祭」の「お勝手の姫」の「女」役の子がスタッフに回っていて観れなかったのが残念。
怪我でもしたのだろうか???
●所沢中央高校『わたしの星』作:柴幸男と「わたしの星」キャスト&スタッフ
おーっ、所沢中央、『わたしの星』で来ましたか。
「年末ジャンボ演劇祭」で芸総の三年生が演じた作品です。
まさに、芸総への挑戦状。
オペレーション美については、芸総には及びませんが、所沢中央の『わたしの星』も中々良かったです。
芸総より、なんか身近に感じられたというか、シュールな部分が少なかったからでしょうか。
ただ、去年の地区大会の「夕暮れに子犬を拾う」と較べると、役者の力が引き出されてないという感覚は否めませんでした。
という事で、9本について、ベストを。
【1】所 沢 高校『フラスコ・ロケット』作:白壁裕
【2】狭山経済高校『若葉煌めく季節の中で』作:湖社シンジ
さらに、俳優賞・女優賞
【1】狭山経済高校『若葉煌めく季節の中で』作:湖社シンジ
松永役
【2】所 沢 高校『フラスコ・ロケット』作:白壁裕
ムラセ役
受賞された各校、各位、おめでとうございます。( なんちゃって )

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