胸の音を聴け

ちょっと村上春樹風のタイトルにしてみました。
会社サボってブログ書いています。
いやー、土曜の夜からなんとなく、調子悪かったんですが、日曜起きたら熱っぽくて関節も微妙に痛い。
さらに腰も微妙に痛い。
熱を測ると37.2℃。
ゴロゴロ東野圭吾など読んでいるうちに、熱がどんどん上がってきました。
風邪かとも思いましたが、咳もくしゃみも出なければ、お腹の調子も問題ありません。
最近、ハードだったから疲れが出たのか。
お昼前には38.9℃に達します。
節々の痛みは大したことありませんが、腰の痛みが気になります。
だいたい、咳もくしゃみもなく、吐き気も下痢もしなくて、熱だけ38.9℃ってなに。
日曜はゆっくりして、月曜直らなかったら医者行こう位に思っていたんですが、なにげに気になって来ました。
腎臓とかそっち方面だったらどうしよう。
数年前の、尿管結石の記憶が頭をもたげます。
あの、鈍激痛とも言うべき痛みは二度と勘弁です。
東野圭吾を脇において、スマホでググってみると、腎盂腎炎とか、いろいろ気になり始めました。
しょうがないので、15時過ぎに近所の病院に行きます。
待合室で熱を測ると37.4℃に下がっています。良くあることですが。
診察室に入ると、ドクターは何もせず、
「総合感冒薬を出しますから様子見ましょう。はい、いいですよ。」
( えっ? 尿検査とか、血液検査とかせんの? )
( 38.9℃を押して来たのに、それはないでしょ? )
「あの、尿管結石とか気になるんですけど・・」
「尿管結石はもっと痛いですね。」
「たしかに、前は凄く痛かったです。」
「腎盂腎炎なら、もっと熱あるし。」
( いや、家では、38.9℃あったし。そのこと、さっきあなたに言ったし。 )
「結石が気になるんならCT撮りましょうか? 1cmスライスなんで写るかどうか分かりませんよ。」
結局、CTを撮ることになりました。どちらかというと、尿検査とか血液検査とかして欲しいんですが、病院慣れしてないので中々言えません。
しかし、これは後になって気付いたことですが、私がドクターの診療内容が物足りないと思ったのは、尿検査とか血液検査がなかったからではありません。
本当に彼がなにもしなかったからなんです。
つまり、喉もみない。胸の音も聴かない。37.4℃という情報と2秒ほど私を見ただけでした。
咳も下痢もないと言ったのに、秒殺で「総合感冒薬出します」と。
喉診て、聴診器で胸の音を聞いて、もう少し会話すれば、こちらもいい気持で帰ったのではないかと。
結局、\6,550も取られました。
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さて、この話には尾ひれがありまして。
CTを撮り終って再度診察室に入ります。
「尿管結石は無いんですが、これが気になります。」
ドクターは腎臓の辺りをマウスで行ったりきたりさせています。
なにやら白いものが写ってまして、「石灰化してますね。なんだろう?」
(えっ?)
「 一度、造影剤入れて、撮った方いいかもしれないですね。」
( また、あいまいな言い方するし・・ )
その場で予約するかと聴かれたんで、「帰ってから電話します。」
えー、造影剤入れてCT撮るのか・・
おそらく一万円くらいはかかるであろうに、「一度、撮ったほうがいいかも知しれないですね」という言い方が躊躇させます。
そうですよね。嘘でも、「ぜひ撮りましょう」くらい言っていただかないと、仕事も忙しいし。
で、6,550円払って、処方箋も貰いましたが、総合感冒薬なんて飲んだってしょうがないので、薬局には行かずに帰ったのでありました。
幸い、朝には37℃台前半に下がりました。
えー、造影剤入れてCT撮るのか?
うーん、みつかった以上はねえ・・・。

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