第66回埼玉県高校演劇中央発表会 その2

高校演劇と演劇など

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二日目も、さいたま芸術劇場に向かいます。
11月19日(日)
10:00 開場
10:30 秩父農工科学高校「Solid Black Marigold」作:コイケユタカ
11:50 坂戸高校「0 ~ここがわったーぬ愛島~」作:宮古千穂
12:50 昼食休憩
13:50 新座柳瀬高校「Lonely My Sweet Rose」原作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ/脚色:稲葉智己
15:10 川口北高校「空よりも、高く」作:川田章吾
16:30 講評
17:40 表彰・閉会式
土曜と打って変わった晴天。
浦所バイパスのケヤキの紅葉がますます美しい。
10時5分くらい前につきましたが、この日はそこそこの列が出来ておりました。
客席も満席。
■ 秩父農工科学高校「Solid Black Marigold」作:コイケユタカ
これは、もう、圧倒的に別格な舞台でありました。
おんなじ高校生かいな。
流星ピリオドより断然いい。
緞帳が下りた後の客席の空気が、他校と全然違っていました。
高校生がここまでやるのかと、まさに圧巻でした。
お金出して、観に行きます。
■ 坂戸高校「0 ~ここがわったーぬ愛島~」作:宮古千穂
いやいやよかった。面白かった。楽しめました。
完成度はちょっと低かったか・・・。
実行委員の女の子に、別の女子が、「どうしたの元気ない何かあったの?」と2・3度聞くんですが、客席からは、ちっとも元気ないようにも、なんかあった様にも見えない。
たぶん、なんかの布石なんだなーと思っていました。
でも、実行委員の「困った」様子はとても良く表現されていたと思います。
それから、私がかなり前の席だったからかも知れませんが、窓際の席のキャストが見えないことが何度かありました。手前のキャストに隠れて、声だけ状態。
終盤、じゃあ全部を混ぜようって言う方向性も、なんか、期待はずれなんですが、それは彼らのせいではありません。
ラストは良かった。
■ 昼食休憩
今日も、すステーキのどんです。日替わりです。
■ 新座柳瀬高校「Lonely My Sweet Rose」原作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ/脚色:稲葉智己
うーん。
すみません。
寝てしまいました。
食後というのもありますが、BGMが余計な感じがして、耳に障って・・・。
座った位置がスピーカに近かったせいでしょうか?
なんか、えっ!? また音楽掛けるの? 掛けなくてもいいんじゃないの? と、思うことしばし。
それで、舞台に集中できず・・・。
前半、寝てしまったものですから、後半は起きていたものの、もはや付いてはいけませんでした。
終盤、隣の席から鼻をすする音が・・・。鼻炎なの? まさか泣いてるわけではないよね?
と思っていたら、緞帳が下がって、明かりがともると、隣の女性は泣いていました。
えっ?!
一方、前の席の男子たちが、
「エ?! お前、寝たの?!」
あいすみません。
■ 川口北高校「空よりも、高く」作:川田章吾
ちょっと、恥ずかしくなる瞬間が結構あったんですが、よかったというか、突っ込みどころ満載なんですが、気になってしまう作品でした。
わざわざ書くまでもなく、ストーリーは無理があるというか、ありすぎて、その点では雑です。
生徒指導の先生のキャラ、顧問の先生の関わり方、民家にロケットが落ちた後の展開。
雑だし、深みがない。
唐突に主人公のお母さんが出てくるところも、どうかと思います。
遺言の手紙の朗読は恥ずかしくって聞けなかった。
打ち上げのカウントダウン。素人ロケットの発射シーケンスではないでしょう。
と、突っ込みどころ満載なんですが、それでも、なんか気になるんですよね。
つまり、三人がそれだけ良かったってことなんですかね。
舎弟の二人もよかったし。
そうそう、ずーっと屋上ってのもどうかと。
それと、ロケットの打ち上げシーン。
なんかもう少し工夫の余地はなかったか?
もくもくってのと照明はありましたが、もう一工夫欲しい。
緞帳が下りているとき、リケジョの子が、なんか感極まったような表情をされていたんですよね。
見間違いかも知れませんが。
出し切った! なのか、苦労が走馬灯のように浮かんできたのか。
なんか、ぐっと来ました。( ぜんぜん違ってたらどうしよー )
ということで、今大会は、全校の舞台を拝見することが出来ました。
次回は、「講評」と、私なりの順番を、明日かあさってか明々後日には書きたいと思います。

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