五美大展に行って来た

博物館と美術館

五美大展なるものに行って来ました。

五美大展。正式には、『令和3年度 第45回 東京五美術大学 連合卒業・修了制作展』。

五美大というのは、東京の私立の美術大学5校、多摩美、ムサビ、造形、女子美、日芸。

その5大学合同のファインアート領域の卒業・修了制作展です。

場所は乃木坂の新美術館。
余談ですが、新美術館は初めて行ったんですがすごい立派です。
地下鉄の乃木坂駅から直結なので、外から見ないままだったのですが勿体ないことをしました。

ムサビは卒展の他、優秀作品展や助教助手展を観ているのですが、他の学校は一度も観たことがありません。家から遠い学校もあるし、5校の卒業制作を一度に見ることが出来るというのは、これはもうかなり貴重で素晴らしいです。しかも入場無料。

各大学に微妙にカラーの様なものがうっすらと感じられて、なかなかに面白い。
全部見るのに2時間あまりかかりました。

まずは、入り口でパンフレットを貰います。日芸⇒多摩美⇒造形⇒ムサビ⇒女子美の順で回ります。

良かったーとか素晴らしかったーとかしかボキャブラリーがないので、いいなと思った写真を載せます。分かる物は大学名を入れました。
それと、ことのほかいいと思ったのにはコメントしました。

こんな感じで、実に素晴らしかった。

でも、素晴らしかったのですが、切ない部分もありました。
これは仕方ないことですが、残念ではあります。

ムサビの卒展で観た作品があったので分かったのですが、通常サイズの絵画はいいとして、極端に大きいものは一部畳まれていたりするし、特に並べる系の物が省略されていて切ないものがありました。

普通の絵画にしても、卒展だと、教室を広々と贅沢に使って、差し込む日差しも計算されているかの様な、空間全体での展示なのですが、ここだと、窮屈に並べられています。

まあ、仕方のないことではありますが、本物(?)を観た時の凄い感が伝わらなくてもったいなかった。

左が五美大展。右がムサビの卒展。

という事で、ぜひ来年も行きたいと思います。

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