2019年度 埼玉県高校演劇春季大会 西部B地区 の2日目

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本日も所沢中央公民館にお邪魔してきました。

それにしても、西部B地区の皆さんは劇場には大変恵まれていますね。

いままで、3~4箇所の県内の地区大会を観させて頂きましたけれども、劇場の素晴らしさは別格です。

さて、本日は以下の7校を拝見しました。

所沢高校「七人の部長」作:越智 優、とこえん潤色
狭山経済高校「猫の手を借りて」作:聖霊高校演劇部(生徒創作)
所沢北高校「神の子供たちはみな遊ぶ」作:弦巻 啓太
芸術総合高校「恋するヨウカイ」作:オノマ リコ
所沢商業高校「パラレル」作:加藤のりや
狭山ヶ丘高校「推理小説」作:狭山ヶ丘高校演劇部(生徒創作)
飯能高校「しろやぎさんとくろやぎさんと」作:長谷川 芳輝、飯能高校演劇部潤色

では参りましょう。

所沢高校「七人の部長」作:越智 優、とこえん潤色

「七人の部長」、この話好きなんです。
2017年の秋の大会で聖望学園が演じたのを観て気に入りまして、今回も楽しみにしておりました。

いやー全く申し分ない。

関東大会出場の実力を余すところなく発揮した感じの素晴らしい舞台でした。

キャストが全員女性の話を選んだのはどういう思いだったのでしょうか。

何点かケチをつけますと、なんか余裕が感じられたといいますか。
そつなく実力通りのところでまとめて来たといいますか・・・。
すみません、知りもしないでご無礼を。

まあ、それだけ高いところに上ったということなんでしょう。

あとは、プログラムですが、キャストはそれぞれ部活名を入れて欲しいのと、全体については学年を入れていただけるとうれしい。

それから少し褒めますけど、所沢高校(だけではないですが)の方は、客席のほうを向かずにはなしていても、キチンと客席に声が届くというのが立派です。

きっと、きちんと練習をしているんでしょうねえ。

客席に、ひたむきさとか、努力とか、そういう姿が伝わらず、舞台だけを観てという域に達しているといったら、褒めすぎですかね。

 

狭山経済高校「猫の手を借りて」作:聖霊高校演劇部(生徒創作)

いやいや、今回の14校で、一番の悩みどころがここであります。

他校の生徒創作を選ばれたんですね。生徒創作なので一応どんな話かといいますと、

離婚して、母子家庭に育った一人娘が、やはり娘を産んだ後、自分も離婚して、実家に戻ったものの、娘を構う時間が取れず、疲れていつもイライラして。。。
やがて月日が流れ、母が老いてボケ始め、ますます疲れてイライラして、娘も反抗期になって・・・みたいな、かなりハードな設定で、その家に飼われた猫を主人公とするなんともすさまじいお話です。

これが生徒創作って凄いですね。

で、これを狭山経済高校が演じた訳ですが、、、。

上手かというと、必ずしもそうではない。

微妙な間がいくつもあったり、セリフもいまいちなところがあるし、完成度はいまいちですし、基礎体力といいますか、ベースとなる実力も高そうに感じないんですけど、ただ、心は打たれたんですよね。

緞帳が下りる頃にはうるっと来ました。

その感動の大半が、台本のみからもたらされたのかと言うと、決してそんなことは無いはずですし、感じたひたむきさからのみもたらされた訳でもない筈です。

ここはもう少し寝かして考えたいと思います。

 

所沢北高校「神の子供たちはみな遊ぶ」作:弦巻 啓太

トコキタは春の大会は割とトタバタ劇ですよね。

面白かったし、キャストの皆さんも楽しんでる感じが伝わってきて良かったです。

ただ、ちょっと、間延びした感があるというか、台本の問題でしょうけど、スピード感なくしつこく続いたというか。

すみません、ちょっと途中寝てしまいました。

 

芸術総合高校「恋するヨウカイ」作:オノマ リコ

これはですね、良かったです。とても良かった。

春大なので完成度とかは別ですが、いままで観た芸総の中で一番良かった。

「体育館」とか、「朝がある」とか、オペレーション美を追求すると退屈ですし、「わたしの星」だと芸総のよさを遺憾なく発揮とはまでは行かないし。

「恋するヨウカイ」は芸総のよさが損なわれることなく、エンターテイメント性も高くて、大変よかったかなと。

( 審査員に受けるかは分かりませんが )

登場人物は多いのに、「墓場女子高生」よりも一人ひとりが区別できたし。

いやー、実に良かった。

 

所沢商業高校「パラレル」作:加藤のりや

去年の年末ジャンボで「所沢中央」が演じた作品です。

すみません、しっかりしてて良かったとおもうんですが、あんましこの話は好きではないんですよねー。

話が分かってて、そんなに好きではないということで、ちょっと寝てしまいました。

 

狭山ヶ丘高校「推理小説」作:狭山ヶ丘高校演劇部(生徒創作)

狭山ヶ丘高校の舞台を観るのははじめてかも。

なかなか良かったです。

売れない作家が書いた殺人事件と同じ実際の事件が起こって・・・。
みたいなお話です。

こういうの高校生が作るんだから偉いです。

 

飯能高校「しろやぎさんとくろやぎさんと」作:長谷川 芳輝、飯能高校演劇部潤色

いつも個性的な飯能高校。今回も独自路線。

いいパフォーマンスでしたが、今回はちょっと置いていかれたというか、すこし寝てしまいました。

セリフが聞き取れないことが結構あったので、そのせいもあると思います。

 

という事で、2日間に渡って、計14本拝見しました。

24時間、ゆっくり考えて、作品賞俳優賞は明日の晩、アップしたいと思います。

 

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