最後の猛暑日、同行二人

2025.09.17(Wed)
調布橋:-2.82

www.kaifugun-yamakawacho.net/

2025 19th 多摩川 御岳・杣の小橋 → 釜の淵・柳淵橋(11.0km)
晴(青梅 max 35.9℃) 水位:調布橋:-2.82

※調布橋水位は、2019年の台風19号の影響で、以前より40~50cm低い値を示します。


最後の猛暑日、同行二人


「君の名は」

6:54出発。

ユーミンの『悲しいほどお天気』をダビングした、擦り切れたカセットを久しぶりに掛けてみます。

前はスマホのプレイリストを掛けて、bluetoothでシガーソケットに挿したFMトランスミッターに飛ばしたのをFMラヂオで聴くというスタイルだったけど、最近はカセットを聴くことが多くなりました。アルバムをダビングしたテープが多いけど、高校の時にジブンで作ったお気に入りのテープとか、高校の時に友達がくれたお気に入りとか。

なんかカセットは味があっていいですよね。

朝、釜の淵公園大柳駐車場

7:41釜の淵公園大柳駐車場着。

着いた時はSUPの方の車が1台止まってたけど、準備をしている間に撤収して去って行ったので、駐車場を出るときには、私の車1台になってしまいました。

8時前にひと漕ぎ終えるって何者だろう。

8:03のバスに乗って青梅駅へ。先頭車両に乗ります。奥多摩行は8:37発。

電車は割と空いてました。8:57御嶽駅着。


いつも通り、御岳橋から三つ岩を肉眼で確認。

御岳橋より三つ岩、調布橋-2.82

御岳橋より三つ岩、調布橋-2.82

御岳橋より三つ岩の出口

御岳橋より三つ岩の出口

軽くイメージして遊歩道へ下ります。

それにしてもいい天気だぜ。

最後の猛暑日を飾るにふさわしい極上の空。( 結局翌日も猛暑日だったけど..... )

御岳橋の空


杣の小橋まで行くと、パックラフトを準備中の方がお一人。水面では部活風なリジッドのチームが練習中。

あれ、リジッドに混じって赤紫と黒のしましま模様のパックラフトがいるぞ。

「赤紫色のパックラフト?」

「赤紫色のパックラフト??」

もしかしてあの方か?

なんか、赤紫さんもこちらを気にしているご様子。

いやいや自意識過剰やろ。赤紫色のパックラフトはたぶん珍しくないはず。

ちょっと気になっていたら、赤紫さんが艇を下りてやって来るではないですか。

「山川町さんですか?」

なんと、X(旧Twitter)つながりの「まきまき@カピ腹@harumakimmm」さんでした。

実は3日前の日曜にも御岳小橋付近でニアミスしていて、強弱はあれど双方認識しつつも確信に至らずスルー。

それ以前にも、同じ日の同じ時間に漕いでいて、すぐ近くを通っていた事が分かったり、長らく「君の名は」状態だったのですが、とうとうお会いすることが出来ました。

ここは数寄屋橋ではなく、杣の小橋だけど。っていうか橋の上ではなく橋の下だし。

やっぱり目立つ艇はいいですね。声を掛けられやすい。

ダッキーは黄色か水色が多いですからね。濃いオレンジは珍しい。

シャアも普通のザクに乗ってたら、「もしかして、シャアさんですか?」とはなりませんし。


それで「もっとはっちゃけた方だと思っていましたー」と言われてしまった。

すみません。ジブン、リアルワールドだとコミュ障なんです。陰キャというか。

さらに、「お知合いですか?」とリジッドのお仲間に訊かれて説明される[まきまき@カピ腹]さん。

ワタシのアカウント名を声に出しておられて少しハズい。そのとばっちりで由来を聞かれたりして更に恥ずかしい思いを致しましたが、ちょっとしたゆかりも確認できてよかった。

それにしても[まきまき@カピ腹]さんは偉いです。

リジッドに混じって黙々と練習してらっしゃいました。

ワタシと比べると、アリとキリギリスというか、三匹の子豚の長男と三男。

きっと[まきまき@カピ腹]さんはいつか小歩危を漕いで、ジブンはいつまで経っても漕ぐ日は来ないんだろうな。




再び、ユーチューバー事案

出発する[まきまき@カピ腹]さんをお見送りして、引き続き準備をしていると、今度は先ほどご挨拶したパックラフトの方がやって来ます。

「ユーチューバーの方ですか?」

えっ?!

ちょっとタイム。この入りは先日アップした8/30のレポートをご覧になられた方なのか?

いやいや、アクセスIP数28の記事を読んだ方が偶然話しかけてくるなどあり得んな。

先日の方と同様、YouTubeをご覧になった方ということか。そうだな。

とは言え、そうそう「ユーチューバーの方ですか?」などという言い回しをするだろうか。

違和感はぬぐえず、あいまいな反応をしておりましたが、なんとウェブサイトをご覧くださっている方でした。

ありがとうございます。

同じ川で昼寝してる報告ばかりで、ほぼ情報的価値のないサイトなのに、参考にして頂けて嬉しいです。

ここではSさんという事にします。




三つ岩エディキャッチシリーズ

9:59スタート。

[まきまき@カピ腹]さんたちは、だいぶ前にスタートしたはずなのに、すぐ先でエディキャッチか何かの練習中。

やはり部活。ぜんぜん進まないネチネチスタイル。

川の流れに逆らわないジブンは、手を振ってご挨拶して先へ進みます。

杣の小橋と[まきまき@カピ腹]さんたち

しばらく行くと、前方に先行してスタートしたSさんが視野に入ります。

なんか、私を遥かに超えるダラダラした感じの下り方。

推進力ほぼゼロ。完全に地球の重力エネルギーのみを利用して進んでいます。

やがて三つ岩へ。

後ろから様子を伺っていると、Sさんはダラダラと右コースから一つ目と二つ目の間へ。

華麗にエディキャッチされておられました。なんと侮れぬ。

スタートの瀬と御岳橋とSさん

では私も参りましょう。

この日の調布橋水位は、-2.82。

スタート前に、少し後方にリジットが一艇いるのを確認。

待とうか迷ったんですが少し離れていたのでGO。

直ぐに離脱すれば問題ないでしょう。

三つ岩

しかし、このことが少しだけ思い切りを悪くさせていたのかも知れません。

左コースから一つ目のエディキャッチに失敗。

リカバリして2つ目に進むとちょうどSさんがエディを出るところで交代でエディイン。もしかしたら気を遣って場所を空けてくれたのかも。

暫くすると、後方にいたリジッドの方が通り過ぎていきました。

三つ岩、2つ目

三つ岩、右岸より

一つ目を外したのがちょっと悔しいので、右岸に上陸してTake2です。

Take1と同様、左コースから再チャレンジ。

岩にぶつけるつもりでいけー!

しかし、腐ってやがる早すぎた。

ぶつけるつもりが本当にぶつかってしまい、反動で外側へ大きく弾かれてしまいます。

二つ目に入るコースからも逸脱して、下流へ。どんまい。

三つ岩を振り返る




最後の猛暑日、同行二人

タテチンを過ぎたあたりでしょうか( 全然違うかもですが )、ダラダラと下るSさん艇に接近。

並走して暫しおしゃべり。

その後も、付かず離れずな感じで進みつつ、時折り接近しては言葉を交わします。

ワタシの方は多少なりとも漕ぐので、艇速はやや速いのですが、ミソギでサーフィンしたりするので、抜きつ抜かれつが生じます。

鵜の瀬橋

鵜の瀬橋の先、右岸に釣師

楓橋、軍畑大橋を過ぎて、ぶんにょりと進みます。

喜久松苑の川原はガラガラ。

テニスコートも混雑にはほど遠い景色。

Sさんとは付かず離れずな感じで時折り話しながらダラダラ下ります。

喜久松苑の川原

三本堤の先の擁壁

三本堤の先の擁壁

奥多摩橋

奥多摩橋の辺り

奥多摩橋

テニスコート

神代橋下流の障害物

神代橋下流の障害物

和田橋の手前(Photo by Sさん)

和田橋

和田橋の下(Photo by Sさん)




シエスタ

神代橋を通過したのが11:25。そろそろいい時間です。

お昼はどうされますかと訊いてみました。

普段はランチせずにゴールまで行くそうなのですが、この日はぜひご一緒にという流れになり、いつもの和田橋の下流右岸でランチ。たまたま食べそびれた朝食をお持ちとの事でヨカッタ。

バーナーでお湯を沸かしてコーヒーをお出しします。

川で出会った方にコーヒーをお出しするのって、なんかいいですよね。

なんだかんだで、まったりと1時間20分ほど、いろいろ話しながら過ごします。

ランチ、和田橋下流右岸

ランチ、和田橋下流右岸

Sさんはゴールした後、温泉に行かれるという事で、13時頃にお見送り。

毎回川下りと温泉がセットだそうです。

楽しい時間をありがとうございました。ちなみにSさんの艇はWW-255でした。

Sさんをお見送り

さて、こちらは川原でもう少しぶんにょりしようと思っていたんですが、日陰がどんどん増殖して日向が侵食されて行きます。

あれよあれよという間に、川原の隅に追い詰められてしまいました。

あぁ、秋になっちまったよぉ、と思った瞬間でした。

日陰拡大

恐らく気温は35℃を超えているはずですが、空の感じとか空気感とかはもはや夏ではないし、水温も下がって来たし、なにより太陽の角度が低い。

30分足らず過ごして、13:27午後の部スタート。

この日のランチタイムは1時間47分でした。

日向和田ポンプ場の先の水面が輝いていてなかなか綺麗。

日向和田ポンプ場の先

日向和田ポンプ場の先

日向和田ポンプ場の先

日向和田ポンプ場の先

30分足らず漕いで、釜の淵のゴールは13:51。

スタート/ゴールで3時間52分、ランチを除くと2時間5分のダウンリバーとなりました。




釣師の状況

ちゃんと数えてないけど、釣師の方は10人くらい。

放水口に1人、鵜の瀬橋の先に2人、楓橋に1人、喜久松苑に1人、そして釜の淵に3人。あと2人位はいたのではなかろうか。たぶん。

最近多いですね。でもストレスを感じるような事はありませんでした。




漕いだ、その後、


無事に帰って、一杯やるまでがダウンリバー

この日も思いっきりフライング。16時半になる前に縁台へ。

このところ例外規定を適用してばかりで、『結婚式と法事以外で17時前に呑まない』という我が家の家訓が形骸化して来ました。

結婚式と法事に、新たに「川下りの後」を加えようと思います。

お通しはオクラを茹でたもの。1杯目はキリンハートランドビール。

37兆個の細胞の一つ一つで、ビールの細かな泡がミトコンドリアを包み込んで、絡みついた邪な情念を浄化して行くのを感じます。

出逢いもあって、今日もいい川下りだった。

本日の縁台ディナー





Data


河川 :多摩川
コース:御岳・杣の小橋 → 釜の淵・柳淵橋 ( 11km )
用艇:NRS Bandit1
メンバー:ソロ + 現地で知り合ったSさん
天気:晴れ。猛暑
釣師:10人くらい?(たぶん)
水位:少し低め。
 水分水質データベースによると調布橋水位は、-2.82。
 ※調布橋水位は、2019年の台風19号以降、以前よりも水位が低めに出ています。
 40~50cmくらいプラスしてお考え下さい。

水質:笹濁りをかなり薄めた感じ
水温:18.0℃( 9:56 杣の小橋手前左岸)
気温(青梅):気象庁によると青梅の最高気温:35.9℃。1

スタート地点駐車場:-
ゴ ー ル地点駐車場:釜の淵公園大柳駐車場(700円)
タクシー:-
電車:青梅(8:37)→御嶽(178円)
バス:大柳→青梅駅前(178円)

昼食:おにぎりとコーヒー。
服装:上:化繊のTシャツ2枚、下:化繊の短パン。(パドジャケ携行)

旅程。2025.09.17
6:54 出発
7:41 釜の淵公園大柳駐車場着
8:02 駐車場発
(バス)
8:14 青梅駅ホーム着
8:37 青梅駅発
8:57 御嶽駅着
9:21 スタート地点着
  9:59 (0:00 - 0.0Km) スタート(杣の小橋)
  -:-- (-:-- - 0.5Km) 御岳橋
  ( 三つ岩、2周 )
  -:-- (-:-- - 0.6Km) 御岳小橋
 10:18 (0:19 - 1.4Km) 鵜の瀬橋
 10:25 (0:26 - 1.9Km) 楓橋
 10:42 (0:43 - 3.1Km) 軍畑大橋
 10:50 (0:51 - 3.8km) 喜久松苑
 10:57 (0:58 - 4.5Km) 奥多摩橋
 11:02 (1:03 - 4.9km) テニスコート
 11:12 (1:13 - 5.7Km) 好文橋
 11:25 (1:26 - 6.9Km) 神代橋
 11:37 (1:38 - 7.9Km) 和田橋
 ランチ 神代橋手前右岸( 11:40 -(13:01)- 13:27 [1時間47分] )
 13:44 (3:45 -10.2Km) 万年橋
 13:51 (3:52 -11.0Km) 柳淵橋・ゴール
14:29 釜の淵公園大柳駐車場出発


※距離はキョリ測にて測定しました。時間は写真のタイムスタンプなどから適当に調整。
★2020年度より、距離を修正しました。



(2025.09.22 up)

修正履歴:
 

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