2025.07.31(Thu)
御岳・杣の小橋 → 釜の淵・柳淵橋
調布橋水位:-2.84~-2.79
最高気温: 33.7℃
※調布橋水位は、2019年の台風19号の影響で、以前より40~50cm低い値を示します。
また溜まってしまいました。どんどん書いてアップして行かないとまずいでいス。
7月の最終日、またしても多摩川へ。
天気予報的には、普通の晴れ、猛暑日でもないし、Yahoo天気だと『薄雲付き太陽』が並んでいる感じ。
もちろん、これでも立派な夏の晴れの日ですが、前々日に『パーフェクトで別格本山な猛暑日』を経験してしまったのでそれほど食指は動きません。
でも、第9の台風が接近中なので、その前に行っておこうかなっていうのと、なにより前日の午後、調布橋水位が-2.8を下回っていたのです。
これは三つ岩再攻略の好機。
でも、それにしても行き過ぎです。
世の人民たちは納期と予算に追われ、品質に悩み、ストレスにさらされているというのに。。。
6:45出発、釜の淵には7:32着。なんか微妙に出発と到着が早くなって来ています。なんとなく「ミニ清掃デーでめっちゃ早く集合する人」に近づきつつつあるような。ヤバす。
駐車場も車ゼロ台。停める場所選び放題なので柳淵橋の付け根の日陰区画をゲット。
大柳バス停7:47発のバスに乗って、青梅駅のホームに着いたのが7:58。
8:03発の奥多摩行に乗ることになってしまいました。
いつもより30分以上早い。
ただでさえ『ランチタイム早すぎ問題』に頭を悩ませているというのに、これ以上早くしてどうするのだろう。
御嶽駅には8:20着。さっそく御岳橋から三つ岩をガン見です。
途中確認した調布橋水位は-2.78、悪くない。
行けそう感が高まります。
8:41スタート地点着。
頑張って空気を入れますが、ちょっと川に浸かろうという気になりません。
水温は18.5℃なので別に低い訳ではないのですが、時間がまだ早いというのもあるでしょうけど、そう、今日は猛暑日ではありません。
空はだいたいこんな感じ。
9:09スタート。
いざ、三つ岩へ。
左岸寄りから進入して失敗した前回の反省から、今回は岩ベタコースです。
感覚的なものになりますが、左岸と岩の間に帯状の流れがあって、左岸寄りからだと、その流れに突っ込んで横切らないといけない感じなのです。
なので、右パドルが使えない問題はありますが、岩ベタで行って、その帯状の流れに乗っかって、ひょいってその流れから降りる感じで行くという作戦を立てました。
予定通りのコースで進入して左スイープ。しかしちょっと早すぎました。あまり記憶が定かではないんですが、たぶん艇首が岩に接触したみたいで突入タイミングが遅れてしまいます。
流されそうになりながら、もう、最大戦速の機関一杯で鬼漕ぎしてなんとか三つ岩一個目をゲット。
これで2回目なので、再現性を実証しました。気分よく証拠写真撮りまくり。
続いて2つ目へ。こちらは華麗にゲット。イエーイ。
さて、1コ目をゲットしたとはいえ、だいぶ流されて鬼漕ぎしてのゲットなので、もの言いがつくかも。
ここはひとつ、Take2行くしかありません。
幸い、2つめのエディからは、そのまま右岸方向に抜けると、容易に右岸に着けることが出来ます。
そうすれば楽勝でリトライ可能。
左岸の遊歩道ルートより大幅に短縮できます。
Take2スタート、と思ったら、リバーボードの方がひょいひょいって三つ岩を抜けていきました。
おぉぉぉ。
この日の水位なら平気でしょうけど、水位が上がるとちょっと怖そう。
そしてTake2。
しかし、Take2でもバウが岩に接触してしまい、弾かれてスーッと入れません。
ぶつかってやがる、早すぎたんだ。
ただ、2回目はそんなに流されずにエディゲット。
エディキャッチ成功と認定します。
低水位とは言えこれで通算3回成功です。
今年度の計画達成ですので、そのまま下って行っても良かったんですが、ちょっともう一回やってみようかなと。
失敗したらリトライは面倒なんですが、成功した場合、2コ目と3コ目の間から右岸に抜けると簡単なのです。
Take2もバウが接触したから、3回目で綺麗に決めたいなというのもあったのですが、ここはひとつ、右から行ってみようかなと。
なんといっても通算3回成功してますからね。ハネタク、竹下百合子さんに続く暫定3位に付けています。
勝者の余裕から、右コースでTake3スタート。
しかし、これはダッメダメでした。流れの方向的に、左岸ルートよりも急角度でエディに突入しないといけません。ちょっと引けてしました。
とはいえ、2回成功したので上機嫌で先へ進みます。
Take1
Take2
Take3
この日は、なんとなく、かなり残暑感が漂います。
アキアカネが乱舞してたり、あと、前々日の猛暑日は景色に紺色のフィルターが掛かったような感じだったけど、この日はうっすらオレンジのフィルターが掛かったような感じ。
残暑特有の色フィルター。ああ、夏だけど、ちょっと秋っぽい。
なにより、風がそよ風なのです。爽やかなのです。
太陽のパワーもイマイチ。光子の圧力を感じません。
雲はだいたい空の25%くらい。押しも押されぬ「晴れ」だけど、25%も雲があると断続的に日が翳ります。
なんか、まだまだ猛暑日は来るのでしょうけど、秋っぽい日を少しずつ挟みながら、徐々に秋になっていくんだろうなあ。
三本堤の1本目を過ぎたところで、右岸に上陸して1本目の堰堤を点検します。
堤は左岸側がやや低く、右岸に行くにつれて高くなっています。
また、左岸ギリはちょっと流れがねじれてる感じ。
バックウォッシュもあって、ボーっとしたら引っ張られそう。
一番右を迂回するのが安パイかもですが、水位によって下りやすいところが変化する感じです。
いろいろ観察してたら、ラフトが2艇やって来て、通り過ぎていきました。
それにしても川原は葦だらけ。
勝手に『葦』だと思っているんですが、これって刈り取って干したら、葦簀が作れるんだろうか?
好文橋はまだ工事中。
ちょうど橋の下にレジ袋のゴミを見つけます。
気になって艇を寄せてみたらこんな感じ。
ちょくちょく落ちているんですよね。
ちょうど、橋の両側から投げ捨てたような位置にゴミが散らかっています。
いや、憶測で物を言ってはいけませんが。
スミマセン。拾って帰るべきなんでしょうけど、写真だけ取ってその場を離れます。
しかし、それにしてもあちこち、葦だらけ。
そのうち地球は葦に覆われてしまうのではないかというレベル。
っていうか、これだけ葦葦言ってて、実は違ってたらどうしよう。
神代橋下流の障害物。
既に主要な鉄筋は除去されていますが、短いのが残っていたり、鉄骨の枠が残されている感じ。
今となっては、極悪な状態ではないけれど、水位によっては、手前からは発見し辛くて、存在を知らなければ、一定の確率で突っ込むことになる。
存在を知っているから当然避けるけども、見えないところに危険がある訳で、気を付けないといけないなあと思います。
浅瀬を下りきったところで、振り返って手を合わせます。
ランチは、いつもの和田橋の先の右岸。
この日は寝転がっても、石ころは熱いことは熱いけど、許容範囲内です。
時折り川に浸かりに行きますが回数は半減。
空気も日差しももちろんそれなりに力強いけど、なんか子供の頃の夏休みの暑かった日の様な感じ。
なんとなく懐かしい気持ちで寝転がっていました。
それにしても心地よい。なんかこの心地よさで金儲けできないかなと邪な事を考えていたら、パドルで水を掻く音が聞こえてきました。
黄色のダッキーにピンクのライフジャケット。
いやいや、どんだけ遭うねん?たぶん4回目。
「もう1本行くんですかー?」
と訊ねると、
「行きまーす。」
との応え。
完全に異常川人間。
続いてラフトが3艇。
目に付くところに艇を置いてあるので、フレンドリーに挨拶してくれます。
では、こちらもそろそろ行きますか。
いい夏の日ではあるけど、超絶猛暑ビームではないので、まあいいか。
とは言ってもたっぷり1時間51分休憩してましたが。
最近行きまくっているのでこれで十分。
いい感じの景色の中を下っていきます。
午後の部をスタートすると、直ぐに日向和田第一中継ポンプ場を通過。
ここは、今でこそ少し左岸にテトラが残っているだけだけど、以前は川幅いっぱいにテトラがありました。
ワタシは実物は見たことないけど、古いカヌー本やブログには載っています。
2003年のシーズンオフに右岸側半分が撤去されて、自由航行できる様になりました。
その後、多分流されたんでしょうけど、少しずつテトラが減って行って、その分下流には結構テトラが転がっています。
川幅いっぱいにテトラがあった時期には死亡事故もあった様で、ここを通る時も思い出した時は手を合わせております。
畑中ポンプ場の川原の手前の二股のところ、右ルートを少し行ったところで、撤収中のラフトを発見。
ふっふっふっふっ、ついに後半区間の最大の出入り口をつきとめたというわけさ。
なんとこんなところでゴールしてたんですね。どこに車停めてるんだろう?
どおりで、前回、「どこまで行くんですか?」と訊ねた時、クルーの方が「場所の名前知らない」と言った訳です。
釜の淵手前の右岸の竹藪、写真撮ろうとギリギリまで近づきますが、突っ込んだらやばーい。
飛び込み岩の対岸には外国人の方。駐車場に上がったらYナンバーの車が何台か停まっていました。
しかし、割合的に海外の方は川遊び好きなんですね。
13:29、釜の淵・柳淵橋ゴール。4時間20分、三つ岩リトライ、ランチタイムを除くと、正味2時間14分の川旅でした。
三本堤や好文橋で寄り道したけど、やはり低水位だと時間が掛かります。
たぶん、4~5人くらい(かなり記憶が怪しい。思いっきりたぶん)。ストレスになるようなケースはなし。
2025.08.05 作成
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