2025.07.22(Tue)
御岳・杣の小橋 → 河辺・市民球技場
調布橋水位:-2.74~-2.72
最高気温: 37.0℃
7月はあまり漕いでないのでピッチを上げます。
今シーズン10回目は、四万十川で知り合ったOさんと、Oさんの親戚のKさんとで御岳~河辺の15.4kmを漕ぎます。
集合は9時に河辺グランド。
少し早く着きました。
いい天気です。水もあっていい感じ。ただ、午後は曇り&小雨の予報。たぶん夕立ってことでしょう。持ってくれればいいのですが。川下り中の雷は苦手です。
川ではイッヌが何度も『取って来い』してもらってました。イッヌは『取って来い』好きですよね。
飼い主さんに話しかけたら、川が好きなのだそうです。
ももも川での『取って来い』が大好きでした。体力の限界まで『無限取って来い』してました。棒っきれを見つけて来ては投げろっていうんですよね。
そのうちお二人が到着したので発電所へ移動。
スタート側に車があると、空気入れるのが本当にラクです。
電動ポンプ最高っ!
ダッキーで何が辛いって、艇を運ぶのと空気を入れる事。川下りというレジャーの中に置いて、この二つは完全に労働です。
それを解決してくれるのがバスと電動ポンプ。
バスと電動ポンプはまさに人類の偉大な発明です。
スタートは10:26、杣の小橋の右岸から艇を出します。
なんかラフトツアーの方たちがすぐ後ろにいたので、ちょっと今日は朝礼パスしようかなと思っていたのですが、Oさんから実施要請。
注意箇所の確認ははしょって、安全コールのみ実施したのですが、微妙にハズい。
グダグダの省略・言い回し変型バージョンになってしまったのですが、こういう時こそ大真面目で、周りに見せつける感じでやらないといけないですね。「せっかくギャラリーが要るんだから」くらいのメンタリティーで。そう、ワタシは一人焼肉に行ける漢ですから。
なによりライフジャケットがゆるゆるだったりしたら安全に関わりますから、ハズいとか言っていてはいけません。
ただ、工事現場の朝礼風に安全コールをやる必要はないと言えばないんですけど。。。
この日の調布橋水位は-2.74~-2.72。
これ位がちょうどいいかも知れません。
そして、太陽ギラギラなので水しぶきを被ると気持ちいい。
まずは三つ岩の手前で右岸に上陸してスカウティングです。
あーだこーだ10分ほど検討会議。
まずはワタクシからスタート。
まあ調布橋-2.74~-2.72ですからね、現代の科学では1つ目のキャッチはほぼ不可能な水位です。唯一の成功水位から10cmも高い。
無理せず、とりあえず右から行ったらどんな感じか試してみようというくらいの心積もりで進入したので、ぜんぜんグッダグダ。
エディキャッチを試みて失敗に終わった関係で、華麗に2つ目の岩にぶつかります。
当然の流れでその状態からは2つ目もアタックできず、あぁぁぁって流れていったのでした。
『奴らにはこの船では勝てない。』
天気が良くて、太陽ギラギラなんですが、それなりに雲もあって、太陽が落とす影が時折薄くなります。
それにしても気持ちいい。
そこそこの水位なのですいすい進みます。
何もしなくても進むの本当にいいですよね。
軍畑大橋の手前の左岸で、ラフトツアーが岩から飛び込むアクティビティやってました。これ見ると夏休みって感じがします。
ランチは、テニスコートの先、おくたま路のヘアピンカーブを過ぎたところの右岸。
Oさんから「日影希望」とのリクエストがありました。
太陽ギラギラなので、いい歳こいたオッサンが川を流されたりして機嫌よく遊んでいましたが、ランチの途中から奴らが迫ってきました。
自分たちのいるところは晴れていて、太陽光線が燦燦と降り注いでいるのですが、西の空には竜の巣がもくもくと湧いてきています。
アメッシュで見ると、夕立の雨雲が奥多摩・青梅の市境の辺りまで迫って来ています。
やがて、遠くから断続的にゴロゴロいう音が。
やり過ごそうかという案もあったのですが、アメッシュの雷雲が少し遠ざかったので、ランチは少し早めに切り上げて、出発することに。
背後から雷雲が迫ると、微妙に漕ぐピッチが上がります。
さて、今シーズンで2年目のKさんは、急速に上達していて、既にワタシが避けられない岩も難なく避けます。
経験値や知識はともかく、体幹や漕力、瞬発力などは早くも追い越されてしまいました。
これが『系』の付かない純然たる『体育会』の威力なのか?!
しかし、川の神様はそんなKさんに「驕ってはいけない」と鉄槌を下します。
好文橋を過ぎて、ブリヂストン奥多摩園の前あたり、流れの正面に岩があって、流れが左にそれる箇所。
振り返るとKさんが華麗に突入するところで、どうせクリアするに違いないと見ていなかったのですが、少し先で振り返っていたOさんが、『あっ!』って声を上げました。
慌てて振り返るとKさんの艇が白い腹を見せて流れていてたのでありました。
惜しいことを致しました。
それはそうと、まだ7月なのに、なんか多摩川は早くも秋の気配。
水面上空の主役はオニヤンマからアキアカネに。
悠々と飛翔していたオニヤンマの姿はあまり見えません。
オニヤンマっぽいのは見かけるのですが、なんか微妙に小さいような。コオニヤンマか、なんとかサナエの仲間か、もしかしたらオニヤンマなのかも知れないけど。
川の上にいると、季節の移ろいが早いですね。
この日は水嵩があったので、初めて神代橋の下流の障害物の右岸側を通ってみました。
ただの隠れ岩にしか見えないですよね。
柳淵橋通過は13:27。下奥多摩橋通過は13:48。
いつもだと、下奥多摩橋から先は割と部活モードになるのですが、この日は水位に加えて風もなし。
漕がなくても進むの本当にいい。これこそ川を下る醍醐味。
そして、ラストの河辺球技場に正面から突き当たって90度右に曲がるところ。
最近はいつも釣り師の方がいらっしゃって、浅めの右岸側に寄せてカーブに入ったりいろいろ少し面倒なのですが、この日は竿が見えません。
のびのびカーブに突っ込んで、左岸寄りを進んでゴールしたのでありました。
ゴールは14:06、全行程3:40、休憩とスカウティング覗くと2:26の川旅でありました。気持ちヨカッター。
結局夕立にも遭わずラッキーでした。
ゴール後、Oさんの艇をお借りして乗ってみました。なるほど。
丈の短い艇がどんな感じなのかという事と、丈の短い艇に乗ったらジブンはどんな絵になるのかの確認でした。
5~6人くらい(たぶん。かなり怪しい)。
基本的には喜久松苑までに4~5人(たぶん)。
ストレスを感じる事はなかった。
河辺にいらっしゃらなかったのは何よりでした。
■河川 :多摩川
■コース:御岳・杣の小橋 → 河辺・市民球技場 ( 15.4km )
■用艇:NRS Bandit1
■メンバー:Oさん、Kさん
■天気:晴れのち雷雲迫る。逸れてセーフ。
■釣師:6人くらい。めっちゃたぶん。
■水位:いい感じ
水分水質データベースによると調布橋水位は、-2.74 ~ -2.72。
※調布橋水位は、2019年の台風19号以降、以前よりも水位が低めに出ています。
40~50cmくらいプラスしてお考え下さい。
■水質:普通より少しイマイチ。まあ夏だとこんなもんか。
■水温:計測せず
■気温(青梅):気象庁によると青梅の最高気温:37.0℃。
■スタート地点駐車場:御岳苑地駐車場(有料)
■ゴ ー ル地点駐車場:河辺・市民球技場
■タクシー:-
■電車:-
■バス:-
■昼食:おにぎりとコーヒー、頂き物の豆腐バーとお菓子
■服装:化繊の短パン、化繊のTシャツ2枚。パドジャケ携行。
■旅程。2025.07.22
7:56 出発
8:47 河辺グラウンド着
-:-- 御岳苑地駐車場着
-:-- スタート地点着
10:26 ( 0:00 - 0.0Km) スタート(杣の小橋)
三つ岩スカウティング(約10分)
--:-- ( -:-- - 0.5Km) 御岳橋
--:-- ( -:-- - 0.6Km) 御岳小橋
10:52 ( 0:26 - 1.4Km) 鵜の瀬橋
10:58 ( 0:32 - 1.9Km) 楓橋
11:10 ( 0:44 - 3.1Km) 軍畑大橋
11:16 ( 0:50 - 3.8km) 喜久松苑
11:22 ( 0:56 - 4.5Km) 奥多摩橋
11:27 ( 1:01 - 4.9km) テニスコート
昼食 おくたま路のヘアピンカーブを曲がった先の右岸でランチ( 1時間4分くらい 11:32 - 12:36 )
12:40 ( 2:14 - 5.7Km) 好文橋
12:50 ( 2:24 - 6.9Km) 神代橋
13:00 ( 2:34 - 7.9Km) 和田橋
13:21 ( 2:55 - 10.2Km) 万年橋
13:27 ( 3:01 - 11.0Km) 柳淵橋
13:32 ( 3:06 - 11.5Km) 鮎美橋
13:39 ( 3:13 - 12.5Km) 調布橋
13:48 ( 3:22 - 13.3Km) 下奥多摩橋
14:06 ( 3:40 - 15.4Km) 河辺グラウンド
--:--頃 河辺グラウンド発
--:--頃 御岳苑地駐車場にて解散
2025.07.24 作成
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