多摩川プライベートリバー

先週は銚子川を漕いでお腹いっぱいだし、今週は木曜に川下りの予定が入っているので、全く行く積りはなかったのですが、火曜日はなんと最高気温が33℃の晴れ予報。

5月で33℃って、これでは行かない訳には行かないではないですか。やむを得ません。

という事で、急遽予定をやりくりして、ソロで行ってまいりました。

出がけにちょっとバタバタしたので8時過ぎに出発して、釜の淵には9時過ぎに到着。

多摩川ソロは去年の9月以来なので、バスの時刻も電車の時刻も記憶が完全に揮発しています。

駐車場でググると、次のバスも電車もだいぶ先でした。

家を出る前にググればいいのに。仕方ない。歩くか。。。。。

実は前の晩、久々に体重計に乗ってみたら、なんと絶対最終防衛線を思いっきり突破されていることが発覚したのです。

だからいろいろ階段とかしんどかったんだね。

バス代も節約できるし健康にもいいと前向きに考えて歩き始めますが、いくら艇と装備を背負っているとはいえ、ちょっと息切れとかヤバス。富士山登れる日は来るのだろうか?

若い頃は谷川とか無酸素で登ったのに。。。

それでもなんとか、青梅駅に辿り着きました。少しは脂肪は燃えただろうか。

入線して停車中の車両で無為に30分ほどスマホをいじって、10:14青梅発。御嶽着は10:32。

この日、予報は晴れなのですがパーフェクトに出来のいい晴れという訳ではありません。

空にはうっすらと、透過度80%の『アクアスーパーライトグレー』のフィルターが掛かったような感じ。

透過度80%の『アクアスーパーライトグレー』

まずは御岳橋から三つ岩を観察します。

調布橋水位は-2.83。連続エディキャッチを決めるまたとないチャンスです。

三つ岩(調布橋-2.83)+リバーボード

スタートは11:18。

気温は33℃でも水は冷たい。真夏とはやはり違います。

水温を測ったら13.0℃。完全にバイカル湖。

水しぶきを浴びるとそれはもうIt's Very Cold in Space!

重ね着している2枚のUNIQLOのドライTシャツをいとも簡単に貫通して来ます。

ああ、何の役にもたたない我がお肉。こういう時こそ圧倒的防寒性能を発揮して欲しいのに。。。

三つ岩と玉堂の間

それで三つ岩ですが、右から入って、一つ目のエディーを取って、向きを変えて2つ目のエディーもゲットする予定でした。

ところが一つ目のエディーを取るどころか流されて2つ目にぶつかってあわや沈。なんとか態勢を立て直したものの、2つ目の岩からは遠く離れた軌道に飛ばされ、呆然と見送ります。

なんか、永久に出来る気がしない。まあ沈を恐れていては出来る日は来ない様な気もしますが、そもそも物理学的に宇宙の法則として可能なのだろうか?

『奴らにはこのフネでは勝てない。』

タテチンを振り返る

まあでも、三つ岩で沈するの嫌なんです。もちろん過去に沈したことはありますけど。

結構流されるし、場合によってはいろいろぶつけるかも知れないし。

でも、調布橋-2.83は間違いなく挑むチャンスですよね。あぁ、なんとか今年中にクリアしたい。っていうか今年の目標だった。うっかり忘れるところだった。

楓橋

ミソギ

水はちょっと冷たいけど、天気ヨシで快適なダウンリバー。

こんなに快適なのに、川下りしている人は私だけ。

御岳周辺で、スポットで練習するスラ艇や、瀬遊びのSUPやリバーボードは見かけるものの、ダウンリバーの艇は全くお目に掛かれず。

平日とは言えこんなに天気のいい日に、こんなに心地いい多摩川のダウンリバーを楽しむ人が、この広い宇宙で自分一人というのはもったいなすぎ。

ぜったい『ここ東京なの?!』的な感動があると思うのですが。

こんな事を書いて人が増え過ぎても嫌ですけど。

人がいないのは水の上だけではありません。

喜久松苑の川原もテニスコートも誰もいません。

喜久松苑の川原

テニスコート

おくたま路の突き出た半島

好文橋

この日のランチは、神代橋の手前の右岸。

ここ結構好きなんですよね。神代橋が見えるのもなかなかいいし。

たまに地上からやって来た先客がいたりするのですが、この日は誰もおらずひとり占め。

以前よりちょっと砂地が拡大しているような気がする。

できればいい頃合いの玉砂利でお願いします。

砂地を避けて、ランチの開始。

なんか、おにぎりがどんどん値上がりしています。

この日も朝寄ったコンビニで、138円のツナマヨと158円のツナマヨがあって、お店の方に違いを訊ねたら、

『今朝の配送分から158円なんです』

どちらにするか迷った末に、138円の方をカゴにいれました。

でも、値上げの一方で、どんどん小さくなっていたおにぎりのサイズが元に戻った様な気がします。

川下り用のおにぎりBOXが、同じ個数入れても一時スカスカだったのが、もとの収まり具合に復帰してるんですよね。

神代橋の手前の右岸

ところで、ここでゴーグルをつけて、ちょっと川に入ってみました。

艇の上から底を見ると澄んでいますが、いざ川に入って水平方向を見ると、やはりぜんぜん銚子川とは視程が段違いに違います。

一方で、水はむしろ銚子川より冷たいかも。

5秒で活動限界を迎えたのでした。

1時間あまり、寛いで、昼寝して、14時前に後半の部スタート。

-2.83だと、なかなか進まない。河辺はおろか、釜の淵まででもちょっとしんどい。

時間も多めに掛かります。

この日の所要時間は3時間12分。

ランチを除くと、実質1時間56分。

これは結構掛かっている。気がする。

日向和田第一ポンプ場の先を振り返る

ほんの少し頑張って漕いで、14:30、釜の淵・柳淵橋ゴール。

いやはや、最高の川下りでありました。

( 調布橋水位 : -2.83～-2.84 )


三本堤の1本目は今シーズンからかなり変わりました。

今までは右岸側の切れ目を通過していましたが、今シーズンから左岸側が第一選択。

前回は左岸側を通って、今回は右岸側を試してみましたが、細い水路で堰堤の先端を回り込むヘアピンカーブみたいになっていて、かなり漕ぎにくい。

ここは左岸一択、水位によっては中央突破という感じになりました。

三本堤(1本目)

三本堤(1本目)

たぶん3～4人。

ただし、実際に竿を出していた方は1人だけ。

締めはこちら。

ちくわと胡瓜とワカメの酢の物。そしてキリンのホワイトビール。

なんか最近タコの酢の物より気に入ってます。

蚊取り線香焚いて、いい感じ。

ちくわと胡瓜とワカメの酢の物