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このレポートは、東北・関東大震災の起こった週末に書きました。 まずはじめに、震災で被害にあわれた方にお見舞いを申し上げますとともに、なくなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。 下見の翌日、いよいよ本番です。 青梅カヌーマラソン。 毎年2月に開催され、多摩川は青梅市の釜の淵から河辺までの約5キロを漕ぐタイムレースです。 参加賞や、入賞景品はありませんが、お昼ご飯もついて、エントリーフィー¥2000は安いと思います。 主催は青梅市カヌー協会。 今回、私がエントリーしたのは、FK−1男子。一人乗りのファルトです。 はじめは、ヘリオスで漕ぐつもりだったので、「その他の部」にエントリーしておりましたが、募集を締め切った後に、主催者に問い合わせてみると、エントリーは私一人との事。 三人に満たないだろうとは思っていましたが、たった一人では張り合いがありません。 ダメもとでお願いしたら、FK−1に変更してくださいました。 私のクラス変更によって、ファルトが三人になったという事で、レース成立。 これで三位以上確定です。 (棄権者が出たときにどうなるかは分かりませんが・・・。) 当日は、8時半前には河辺に到着。車をおいて、タクシーで釜の淵へ向かいます。(\1,700)
釜の淵公園には、9時前に到着しました。艇は、前日に、公園の片隅に置かせてもらっておりました。 受付にはまだ時間があったので、ぷらぷらしていると、組みあがった2艇のファルトを発見しました。 一艇はフェザークラフト。みるからに速そうです。 もう一艇は、ALFEQのエルズミアだった様な・・・。 一見、シーカヤックかと勘違いするくらい、速そうな風貌です。 わが、フジタカヌーのアルピナ430と見比べると、 高速駆逐艦と輸送船のようです。 これは厳しい戦いになりそうです。
受付と検艇をして、パンフレットとゼッケンを貰います。ちなみに検艇シールはありません。 これはちょっと残念。 エントリーは13クラス43艇。 開会式がありましたが、結構平均年齢高めです。 ちょっと、カヌー界の将来、気になります。
スタート地点付近。スタートは、釜の淵の少し手前からになります。 遠くに映っているのは、万年橋。 最後の調整をしていると、「やまかわさん!」と声を掛ける方がいらっしゃいます。 そると倶楽部北海道支部 のakiraさんでした。 奥様と散策がてら応援にいらして下さいました。 akiraさんどうもありがとうございました。 来年は一緒に出ましょうね。 緊張してしてつい、写真を撮るのを忘れてしまいました。
ウォーミングアップで艇を出します。ちょっとみっともないんですが、ゴミ袋で即席のスプレーカバーを装着します。 これは、多少の効果がありました。 また、前部のデッキに、三脚をロープで固定し、デジカメをセットします。
みなさん、川に出ると、すいすいと上流へ上がっていきます。私は、相当一生懸命漕いで、漸く遡れる体たらくです。 ファルトの方と話していると、どうやら下見はされていない様でした。 ベストルートかどうかはわかりませんが、こちらは、少なくとも下れるルートは頭に入っています。 これは、私にも勝機があるかもしれません。
前の白い艇のいるところがスタート地点です。次が私の番。 いよいよ、スタートです。 デジカメの動画録画をスタートさせて、合図を待ちます。 「海部郡山川町ってどこですか?」 スタート待ちで、今回も聞かれました。 「あ、その、架空です。」 私の出艇時刻は、10:49。 ファルトの中で二番目に出艇です。 好天で、花粉の粒が見える様ですが、仕方ありません。 マスクを外します。 はじめの瀬は、勿体ないですが、浸水を避けるため微妙にメインカレントを避けて下ります。 ゴミ袋のスプレーカバーも奏功して、ここでの浸水をほぼゼロに抑えることが出来ました。 つづいて、柳淵橋の手前の瀬へ。akiraさんが手を振ってくれますが、応える余裕はもうありません。 ここでは、波をかぶり多少浸水しますが、最初の二箇所での浸水を抑えることが出来たので、昨日よりも好タイムが期待できます。 柳淵橋をくぐった後は、中洲の右を漕ぎます。 時々、底をすりますが、なんとか通過です。 鮎美橋の先の中洲も迷わず右へ。 ここも問題なく通過し、調布橋へ向かいます。 昨日の試漕のタイムが38分。 浸水を防ぐことで、マイナス2分。マスクを外すことでマイナス2分。ルートがわかっていることでマイナス3分。一生懸命漕ぐことでマイナス1分。 あわせて、8分短縮すれば30分を切って、銀メダルも狙えるかもしれません。 しかし、スタートして8分後、私の1分後にスタートしたフェザークラフトに抜かれます。 私が8分で漕ぐところを7分で漕いだわけですから、速度差は相当あります。 こうなると、何とかついて行って、銀を目指すしかありません。 ところが、11分20秒。調布橋の手前で、浅瀬にスタック。なかなか脱出できません。 フェザークラフトの背中はどんどん小さくなります。 ここで2分近くのロス。 さらに調布橋の先の中洲。 前日は、右コースを行きましたが、先行艇は左へ行っている様です。 暫く様子を見ながら中洲に近づきます。 はるか前を行くフェザークラフトが、大きくジグザグ航行をしているのを見て、やはり右へ行くことにしました。 ところが、右に行くには中洲に近づき過ぎていたようです。 浅瀬に阻まれ、仕方なく艇を降ります。 中洲が終わると、左コースを通ったと思われるリジット艇が前にいます。 これで、2艇に抜かれたことになります。 約19分40秒。 漸く、下奥多摩橋をくぐります。 約20分40秒。 またしてもリジット艇に抜かれます。 その後も、何度かスタックし、一度艇を降り、ほうほうの体でゴールしたのでありました。 タイムは、33分11秒78。
ゴール後、上流方向。艇を畳んで、釜の淵に戻ります。
主催者が用意してくれた昼食。選手は無料。 選手以外は、あまりが出れば¥300。 ひな祭りが近いからでしょうか、ちらし寿司です。 あとは、豚汁(?)。肉団子っぽいのが入っていました。 市民プールのプールサイドでいただきました。 なかなかおいしい。 この日、気温は16.8℃まで上昇。 ぽかぽかして気持ちよく、プールサイドで昼寝しました。
ゴール後、艇をひっくり返すと、船体布がキールに沿って10センチ以上裂けています。 この部分は船体布が二重になっているので、岩ではなく、何か鋭利な物で引っ掻いた様です。
また、度重なるスタックで、キールのゆがみが進行してしまいました。
さらに、リブフレームにも亀裂が・・・・・。
帰宅後、船体布は、防水粘着テープで補修。 リブフレームはフジタカヌーに注文しました。 ¥6,300+送料¥1,050の損害であります。
そして、閉会式ではメダルを首にかけていただきました。1位2位の方のタイムが、どちらも27分台でしたので、 浅瀬を理想的に回避したとしても、届きませんでした。 世界の壁は高かった。厚かった。ということでありました。 お土産に、多摩川の川地図をいただきました。 賞状は印刷が間に合わないということで、後日郵送で送られてきました。 今回、目標の30分を切ることは出来ませんでしたが、下見も含めて力を出し切ったので、実に清清しいレースでありました。 来年も是非参加させていただきたいと思います。 スタッフの皆様、お世話になりました。どうもありがとうございました。 来年もよろしくお願いいたします。 ※今回のコース、主催者発表は5kmですが、当サイトの距離表(1/25,000地形図をキルビメータで測った値)に基づいて、4.7kmといたしました。 ==data===== ■河川 :多摩川 ■コース:釜の淵公園の少し上流〜河辺・市民球技場 ■メンバー:ソロ ■用艇:フジタカヌー アルピナ2−430 ■天気:晴れ ■釣師:ゼロ。見る余裕ありませんが・・・。 ■水位:かなり低めですが、この時期なのでこんなもんでしょうか。 水分水質データベースによると調布橋水位は、11:00が -2.49。 但し、2007年の台風9号以降、以前よりも水位が低めに出ている。30cmくらいプラスすると前の感覚だろうか。。。 ■水質:それなりに澄んでいましたが、一生懸命漕いだのであまり感じませんでした。 ■水温:10:30頃の釜の淵公園の少し上流の川原が約6.0℃。 ■気温:気象庁によると11:00の青梅の気温は9.5℃。最高気温:16.8℃。 ■スタート地点駐車場:釜の淵公園駐車場。(有料)。 ■ゴ ー ル地点駐車場:河辺市民球技駐車場。(無料)。 ■タクシー:\1,700。 ■昼食:主催者提供の、ちらし寿司とトン汁(?)。 ■服装:普段着の上にドライスーツ。+ スーツの上からネオプレーンソックス。 ■旅程。2011.02.27 08:24頃 河辺 市民球技場。 08:43頃 釜の淵公園駐車場着。 (カッコ内は経過時間) 10:48 (0:00 - 0.0Km) 釜の淵の手前 10:51 (0:03 - 0.5Km) 柳淵橋 10:54 (0:06 - 1.0Km) 鮎美橋 11:01 (0:13 - 1.8Km) 調布橋 11:08 (0:20 - 2.5Km) 下奥多摩橋 11:21 (0:33 - 4.7Km) ゴール。 ※33分11秒78。 (2011.03.13 up) 修正履歴: |