鮎の解禁を翌日に控えたこの日、今年7回目の多摩川にやってきました。 まだ、多摩川しか漕いでいません。 ![]() 大体そんな感じで考えていました。 "もも"も、そう何度も続けて連れて行ってもらえるとは、 思っていない様で、おとなしくしておりました。 『"もも"も行くかい?』 何気なくそう声をかけたのが運のつきです。 廊下をカサカサカサカサ、あっち行ったりこっち行ったり。 別に、『連れて行ってやる』といった訳ではないのに、 もう、行く気満々です。 少し目を離した隙に、廊下のトイレでうんこをしています。 家の中には、一応もものトイレを用意してあります。 ももは朝夕の散歩で用を足すので、オシッコを含めて、家の中では殆どしません。 ただ、どこかに出かけるという時は、気配を察知してうんこをします。 しばらくうんこができないという事が分かるのです。多少、かしこいのです。 で、車内でこの表情です。連れて来てよかった。 ![]() メンバーはTさんとメグさん。 天気予報は15時から雨というだけあって イマイチの空模様です。 その所為でしょうか、川原にBBQの人影もまばらです。 天気がイマイチなら水位も今ひとつ。 川の防災情報によると10:00の調布橋が-2.55です。 長瀞の方が水量的によさそうな事は分かっていました。 しかし翌日が鮎の解禁日。多摩川を差し置いて、 他所へ行くわけには行きません。 かくして、下の子の土曜参観をサボってのDRとなりました。 ![]() 車椅子可の多用途個室があります。 それにしても、ここのトイレはいつも清潔です。 川原にBBQの客が大勢いる時でもきれいです。 掃除してくださっている方に感謝です。 駐車場は有料になりましたが、 川原との距離やトイレの清潔さなど、 初心者や女性を含むパーティのゴールとして最適でしょう。 さて、駐車場でTさんと駄弁りながらメグさんの到着を待っていると、 ラッシュガードっぽいいでたちのオジサンがやってきました。 「山川さんですか?」 「はい。」 「akiraです。」 なんと、akiraさんでありました。 2007/05/05にやはり釜の淵の駐車場でお会いして以来です。 初めてお会いした時は、スピリーツーを足元において奥様と二人でタクシーを待っておられました。 多摩川はもとより川くだりは初めてとの事で、調子に乗ってアドバイスさせていただいた記憶が鮮やかです。 そのakiraさんも、すっかりカヌーにはまり、長瀞や北海道で大活躍です。 この日は、奥様とセビラーのタンデムで喜久松苑から下られるとの事で、2年前と同じシチュエーションです。 メグさんを待っている間に、お二人は出発です。 ![]() さすが、鮎解禁前日です。 わんさかカヌーがいました。 当然といえば当然です。 水温は18℃(発電所の川原にて、11:40.) 11:48出艇。 ![]() この2時間ほど前、釜の淵へ向かっている時、 メグさんから電話がありました。 メグさん:「今日は、喜久松苑からですよね?」 山川 :「あ、発電所からですよ」 メグさん:「えっ!? あぁぁ今日、リジットなんですよ。」 山川 :「あ、そうですか。」 冷酷なやり取りがあって、 メグさんのリジット御岳デビューです。 ![]() ![]() さて、こちらは、ももとバンディツトでの二回目の御岳ですが、いやもうフラフラです。 「メグさん、心置きなく沈してください。レスキューはしませんが、全力で動画撮ります。」 そう、豪語していたものの、こっちが沈しそうでそれどころではありません。 三つ岩で右に回頭したとき、ふいにグラッと来て、艇が右に傾きます。 後ろを見ると、ももが、右側のサイドチューブから身を乗り出しています。 状況に応じた適切な体重移動を、ももはしません。 ![]() 前回は岩に張り付いて脱艇しましたが、 今回はクリアです。 ![]() もも、今度は前に回りました。 どうやら、前の方が好きな様です。 前が重くて漕ぎにくいです。 ![]() 前方が前回沈した箇所です。 慎重に行って無事通過。 ![]() ![]() ![]() 誰も沈しません。 ![]() 人の左足、踏んでいます。 ![]() ここもガラガラです。 ![]() ![]() ![]() 浅くて底すりです。 この日は、数箇所でライニングダウン。 いずれも、20メートルくらいで大した距離ではありません。 ![]() ![]() 今回も某氏は愛妻オニギリでした。 それはそうと、Tさんが棒きれを川に投げてくれます。 ももは喜んで取りに行きます。 心やさしいTさんですが、やがて飽きます。 しかし、ももは一向に飽きません。 ついに、Tさんはわざと遠くに棒っきれを投げました。 棒きれは流れて行きってしまいましたが、 Tさんのこの作戦は失敗でした。 やはりももはやって来て、「また投げて」と、 Tさんに纏わりついておりました。 おかげで、ゆっくりオニギリを食べる事ができました。 ![]() 暑いので潜ってみました。 肉眼ではニジマスに見えたんですが、 ヤマメ、でしょうか。 ![]() 艇の先端にいたと思ったら、 今度は、人のふくらはぎの上に乗っています。 やや、漕ぎにくいのですが、ももは気にならない様です。 昼食後は、荷物を全部艇尾に移したので、 それでも少し漕ぎやすくなりました。 ![]() 遡上練習ではありません。 後ろ向きに下っています。 (わざとではありません) ![]() 小さい子とお母さんが散策しています。 写真はイマイチですが、 やはり、川には近所の人が似合います。 (この二人が近所の人とは限りませんが・・・) ![]() やはり、川には近所のガキんちょが似合います。 ![]() ![]() なんとか、天気はもちました。 ![]() 通常水位なら、あえて近づかなければ、 特に問題はないでしょう。 ![]() ![]() 奥多摩カップの検艇シールです。 ![]() Tさんにたっぷり「とってこい」をしてもらったので、 もう、泥のようになっています。 多摩川鮎解禁前の最終日、水位・水質と天気はイマイチでしたが、釣師も少なく、何故か水に透明感があって、 なかなかよい川くだりでありました。 それにしても御岳近辺にはカヤックがそれはもうわんさかいました。やはり解禁前日という雰囲気です。 さすがに心に余裕があって、釣師に向かって、「いよいよ明日ですね」と声をかけたりしてみます。 普段ならありえない行動ですが、釣師も笑顔で応じてくれます。 一年中こうだといいんですが。 ところで、瀬遊びしているカヤックはわんさかいましたが、ダウンリバーしている艇はほとんど見ませんでした。 これで、多摩川はしばらくお休みであります。 ==data===== ■河川:多摩川 ■コース:発電所 〜 釜の淵・柳淵橋 ■メンバー:Tさん、メグさん、もも ■用艇:バンディットI。 ■天気:曇時々晴れ。 ■釣師:若干名。 ■川の防災情報によると12:00の調布橋が-2.55。 但し、2007年の台風9号以降、以前よりも水位が低めに出ている。30cmくらいプラスすると前の感覚だろうか。。。 ■水温:11:40の発電所の川原が約18.0℃。 ■気温:気象庁によると12:00の青梅の気温は25.1。 ■スタート地点駐車場:御岳苑地駐車場。(無料) ■ゴ ー ル地点駐車場:釜の淵公園駐車場。(有料)。※着替えはここ。 ■タクシー:利用なし。 ■昼食:コンビニのオニギリと、コーヒー。 ■服装:上:半袖のウエット。 下:半袖のウエット ■旅程。2009.06.13 10:00 釜の淵公園駐車場着。 (ここで着替える。) --:-- 御岳 発電所の地駐車場着。 (カッコ内は経過時間) 11:48 (0:00 - 0.0Km) スタート 11:54 (0:06 - 0.5Km) 御岳橋 11:56 (0:08 - 0.6Km) 御岳小橋 12:03 (0:15 - 1.1Km) 鵜の瀬橋 12:11 (0:23 - 1.6Km) 楓橋 12:26 (0:38 - 2.9Km) 軍畑大橋 12:34 (0:46 - 4.0km) 喜久松苑 12:42 (0:54 - 4.1Km) 奥多摩橋 12:48 (1:00 - 5.0km) テニスコート ***** 昼食 53分 ***** 13:41 (1:53 - 5.0km) テニスコート 13:52 (2:04 - 5.3Km) 好文橋 14:06 (2:18 - 6.4Km) 神代橋 14:17 (2:29 - 7.4Km) 和田橋 14:42 (2:54 - 9.7Km) 万年橋 14:50 (3:02 - 10.4Km) 釜の淵・柳淵橋 ゴール。 -- 修正履歴 -- 2009.06.18 data 水温の測定時刻と測定値を訂正。 2009.07.28 data 釜の淵の駐車場を有料に訂正。 |