なんと、今年は早9回目の川下りである。 去年は年間で7回なので、えらいペースである。 ずっと多摩川一辺倒だったが、今年は荒川と5:4で回数が拮抗。 この2つの川は全然雰囲気が違っていてそれぞれによさがある。 さて、この日はMさんNさんと10時樋口に待ち合わせ。 した道で行こうと早めに家を出たが、下で行くにはちょっと遅い。 予定変更して高速に乗ったら、40分も速く着いてしまった。 前の日から水位をウォッチしていたが、朝チェックを忘れて家を出る。 樋口の様子は、結構水が多い印象。 後で調べたら、11:00の親鼻水位が1.71。 樋口で着替えて、栗谷瀬橋の下流に向かう。 栗谷瀬橋下流(皆野中学校下)の川原に到着。 結構空いている。 水辺にパラソルを立てたグループと、 孫を連れたおじいちゃんが居るくらいで、 本格釣師の姿は見えない。 艇を作っていると、BBQの集団がやってきた。 この日はとにかく暑い。 艇に空気を入れていると暑さに耐えかねて、 川の浅いところで横になる。これが超気持ちいい。 11:15の水温21.5℃。 写真は、飛び立つ川鵜(多分)。 この後、滑り台の瀬を抜けた後、親鼻橋の手前で、 一箇所だけ釣り人数人が集中している箇所があった。 両岸から竿が出ているものの、中央部を無事に通過。 ヘリオスに搭載した。 写真下部の一見レーダー風のドームがそれである。 これは絶大な威力を発揮した。 ビルジポンプより遥かに排水能力が高い。 この辺り、ちびっ子を乗せたラフトがわんさかいた。 川原には車がいっぱい居て、 遊船もいるわで、とてもにぎやかだ。 もう艇はバスタブ状態。 息つく暇もなく、最新鋭ベイラーシステムも稼動チャンスがない。 「水抜きしますか?」とMさんが声を掛けてくれたので、 「ここを過ぎたらっ!」と返事してセイゴの瀬に突入。 バスタブ状態の艇は操船性が極端に悪くなっていて、 あっさり沈。 幸い小滝までは緩やかなので、接岸せずに再乗艇。 というより、最初の落ち込みを過ぎた後は、 中央部の波頭の高いコースから右側に押し出されてしまう。 Mさんが「もう一回行きましょうか。」 セビラーは重いので、チキンコースを使って艇を曳航。 この後、一艇ずつ小滝を下る。 それでNさんに動画を撮ってもらった。 (c.f.期間限定むーびー) カメラを持っていないとのびのび漕げる。 最後まで波の高いところを漕いで「いゃっほ〜い」。 ぶんにょり長瀞を下る。ああ気持ちいい。 途中、ビルジポンプ砲でMN艇を放水攻撃し、 調子に乗って無関係なガキンチョラフトも攻撃。 暑くて天気が良くて、 この日はひっきりなしに遊船が通る。 この後、悲劇に見舞われる。 大体、はじめからデジカメの調子がイマイチだった。 いい加減古くなっていて、満充電しても不安定なのだ。 カメラをいじくっている内に、正面の岩にぶつかった。 艇を後退させている途中で何故かの沈。 ここからが不味かった。 M・Nさん達が、 右岸につけるか左岸につけるか聞いてくれているのに、 まあ、そのうち再乗艇出来るだろうとそのまま流される。 結構流れが速くて、中々乗艇できない。 デジカメのタイムスタンプを調べたら、 5分近く、流されていた様である。 のんきに構えていたら、前方に岩とその横に隠れ岩。 あそこに行っては不味かろうと、全力で泳ぐも力及ばず岩に突入。 艇を離し、岩をすり抜け、その後の隠れ岩でオケツをしたたか打つ。 これは避けたものの、向かって左側の隠れ岩にオケツ強打。 幸い、放棄した艇は岩に引っかかって即回収した。 ほっとしたのもつかの間、右ひじが痛い。 ぶつけた瞬間の記憶はないが、とにかく痛い。 そして、ここで搭載したばかりの、セルフベイラーシステムを流失。 (ま、大した損害ではないんですが・・・) ゴール、樋口へ着。 いやあ、この日は沈を重ねたものの、最高でありました。 小滝のあの迫力は多摩川にはありません。水質と風情は多摩川に劣りますが、 断然、ファンキーです。釣師の不安もありません。 それにしても、長瀞に来るたび思う。 「セルフベイラーつきの艇買おうかな・・・・・」 ==data===== ■コース: 栗谷瀬橋下流(皆野中学下)〜樋口 8.0km ■メンバー:MさんNさん ■用艇:ヘリオス380。 ■天気:晴れ・暑い。 ■釣師:数組。親鼻橋上流に集中箇所があったものの以外はストレスなし。 さすが遊船が通るだけのことはある。高砂橋以降、遊船区間を過ぎても、 樋口までストレスなし。 ■川の防災情報によると12:00の親鼻が1.70。 ■水質:特に変わった印象なし。相変わらずイマイチ。 ■水温:栗谷瀬橋下流(皆野中学下)11:15の水温が約21.5℃。 ■気温:暑い。 ■ゴール地点駐車場:樋口駅の日貸駐車場。(\500/日 キャパ2台。) ■タクシー:利用なし ■電車:利用なし ■昼食:小滝の中洲にてコンビにおにぎり。 ■服装:半袖のウエットスーツに半ズボンのウエットスーツ 着替えは下半身ゴール地点。 ■旅程。2008.07.13 09:50頃 ゴール ひぐち駅駐車場待ち合わせ。 10:40頃 出発地 栗谷瀬橋下流の川原着。 11:25 (0:00 - 0.0Km) 栗谷瀬橋の少し下流・出発 11:32 (0:07 - 1.2Km) 親鼻橋 11:40 (0:15 - 1.7Km) 親鼻橋鉄橋 11:49 (0:24 - 2.6Km) 小滝の瀬 ******( 二度目のトライ & 昼食 60分 )****** 13:01 (1:36 - 3.4km) 長瀞の遊船乗り場 13:17 (1:52 - 4.5Km) 金石水道橋 13:25 (2:00 - 5.3Km) 高砂橋 13:28 (2:03 - 5.6Km) 遊船の終点 13:56 (2:31 - 8.0Km) 樋口・ゴール ※距離は、国土地理院 1/25,000地形図をキルビメータで計測。誤差大いにあると思います。 (2008.07.17 up) |